第8章 すれ違う2人
〜太智君side〜
仕事が終わってから舜ちゃんとご飯を食べに来て居た。
2人でメニューを見ながら注文した。
太智君「はぁ〜」
舜太君「これで、ため息7回目(汗)」
太智君「数えてたのかよ(汗)」
舜太君「だって気になるねんもん。そのため息。」
太智君「・・・」
舜太君「なぁ?太ちゃん?」
太智君「ん?」
舜太君「今日、勇ちゃんと ちゃん、ご飯行くって聞いたよ?」
太智君「うん・・知ってる」
料理とお酒が届いた。
ビールを一気に飲み干した。
だけど空きっ腹にアルコールを入れたから酔いが回るのが速い。
ビールのおかわりをする。
舜太君「太ちゃん、本当にそれで良いの?」
太智君「・・・何が?」
舜太君「あの2人が、このまま付き合っても」
太智君「・・・勇ちゃん、 ちゃんの事、本気なんやって。」
舜太君「太ちゃんさぁ、何で今日、松永花蓮がタイプかもみたいな事言ったん?ちゃん、完全に誤解したで?」
太智君「自分でもよく分からん。ちゃんを諦めようって決めたら、あんな事言ってた」
ビールをまた2杯目一気飲みした?
太智君「勇ちゃんに、ちゃんの事、本気やなんて言われたら応援するしかないやん。自分の気持ち、隠すしかないやん。勇ちゃんは俺の大事な仲間なんよ?(涙声)」
舜太君「・・・本当にそれで良いん?太ちゃん」
太智君「・・・よくない。いい訳ないやん。でも勇ちゃんと居る時の方が、ちゃん、笑ってる。だから俺じゃないねん。」
頬に一粒の涙が伝ってテーブルに落ちた。
舜太君「太ちゃん・・・ちゃんの気持ち、聞いたん?」
またビールを注文した。
太智君「聞ける訳ないやん。 ・・・もし、本当に勇ちゃんが好きだったら・・・事実を知るのが恐い(涙声)」
舜太君「太ちゃんさぁ、ちゃんを諦めるって言ってるけど、それって、 ちゃんのタメ?」
太智君「・・・違う。自分が傷付きたくないだけかも知れへん。」
不思議と昔から舜太には本心を話せた。
それから、2時間位、居酒屋で舜ちゃんに付き合ってもらって解散した。