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【呪術廻戦】甘味昏々

第5章 旨いバランス


出会った頃みたいな貪るようなキス。
でも、どこか縋るようで。
俺だって出会った頃のままじゃない。
されるがままなんてイヤだからちゃんと受けようって舌で迎える。

、とりあえず落ち着こう?

そう伝えてるのに受け取ってもらえない。
呼吸が出来ないだけじゃない胸の痛みが切ない。
なのに身体は条件反射で反応して、反応したモノはの手がゆるゆると撫で上げる。
順調に立ち上がる。
順調過ぎるくらい。
それはも思っているみたいで、立ち上がったからって今日はすぐには来ない。
慎重なまでに手での刺激をやめない。
ズボンのボタンとジッパーを下ろして、自由になったのを下着の上から何度も何度も撫でてくる。
ヤバい、気持ちいい。
が一週間以上俺のを飲んでないってことは、俺だって一週間以上出してないってこと。
今すぐにでも、それこそ下着の中でだって爆発しそう。
それなんだったら、に、の口に直接あげたい。
俺はの肩をタップしながら口の中を貪るの舌を外に出すように押し返した。
はその意味を理解してくれたらしく、口と身体を離して下に行った。
一度、下着の上から俺のモノに挨拶するようにキスをしてから下着を下ろした。
そして丁寧に、丁寧に、舌を這わせてくれる。
俺の気持ちいいところは特に何度も何度も。
それだけで俺のことを気遣ってくれてることが伝わってくる。
そうだよ、二日連続でダメだった俺にまたチャンスをくれてるんだ。
今度こそ応えたい。
応えなきゃ。
これはプレッシャーなんかじゃない。
俺の願望だ。
大丈夫。
大丈夫、もうゴールなんて見えてるじゃないか。
が手を引いて導いてくれてる。

それなのに。
が俺のモノを口に含んだ瞬間。

『口淫を嫌がるので背中を何回か鞭打つ。それでも何度も口から出そうとするので押さえつけるのに苦労した。口淫はまだまだ教育が必要そうだ』

何かの記録に書かれた文字。
写真の背中に残る痛々しい痕。

それが過ったら、もうダメだった。
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