第5章 旨いバランス
そうして何事もなく一ヶ月が過ぎていた。
この一ヶ月ずっとと一緒。
講習がある日はもちろんだけど、講習が休みの日も何だかんだで一緒にいる。
俺らが一緒にいてももう誰も何も言わない。
日下部さんは毎日警戒したような目でこちらを見てるけど、がいつも手でキツネサインを作って見せて牽制している。
ご褒美の方はというと、とりあえずキスは毎日たくさんされる。
朝起きてして、昼飯食べた後に時間があれば部屋に戻ってして、講習終わってから部屋戻ってして、夕飯食べた後部屋に戻ってする。
俺のモノを飲むのは三日に一回に落ち着いた。
曰く、
「毎日すると味がぼける」
だそうだ。
そりゃ、毎日出せば薄くもなるわ。
それ以外は自分でヌくの禁止。
キスでどんなに気持ち良くなっても我慢しなきゃいけないのはちょっとツラい。
で、ちゃんと出来ると一週間に一回くらいが上になってセックスをしてくれる。
なんでセックスしてくれるのか訊いてみたら、
「アタシ、釣った魚にもちゃんとエサやる人間だから」
って俺へのご褒美らしい。
いや、口でヌいてもらえるだけでも俺にとっては十分ご褒美だから別にイイんだけど、セックスの時はが抱きついてきてくれるのがちょっと嬉しくて毎回シちゃってる。
一応、ゴムとかも用意してみたけど、
「え、何?甘井、ビョーキでも持ってんの?」
もちろん持ってない。
「は?じゃあ、アタシがビョーキ持ってると思ってんの?」
って機嫌を損ねたことがあったから未だに行為時は未使用。
あと、キスでもフェラでもセックスでも、俺からに対してお触りは禁止。
一回、キスしてる最中に雰囲気で腰を抱こうとしたら強烈なボディブローをお見舞いされた。
あとはセックスの後の盛大なツンも顕在で、それでデレとのバランスが取れちゃってる感じ。
まぁ、全部込みで俺的にはかなりオイシイ関係ではあった。