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【呪術廻戦】甘味昏々

第5章 旨いバランス


「ねぇ、甘井…」

戯れるように指と指を絡ませてくるが甘えるように俺を呼ぶ。

「ん?」

の指がスルスルと俺の指の間を通る感覚にぼんやりしながら返事をする。

「ご褒美の続き、しよ?」

…ちょっと待て。
お前、いつも勝手に乗っかって勝手に貪っていくだろ…
なんで今日は訊いてくるんだよ…
可愛い…
でも今この状況であんなことしたら、絶対俺の中で誤変換が起きる!

「えっと…今日はさっきのでお終いって…ことで…」

苦笑いしながらそう言ってみた。
は俺を見上げてくる。
少し拗ねたような目。
可愛い。

「やだ。もっと甘井の欲しい」

で、結局、俺の上にやってきた。
俺の下半身との下半身が服越しとはいえガッチリ密着している。
俺のモノが反応しようものならすぐバレるだろうな…
は今度は俺の首元に頭を預けて、指は俺の胸辺りを滑っている。

「ねぇ、甘井…ダメ?」

耳元で囁くの、本当やめて。
てか、ここまで来てダメなわけないんだから俺に許可取るなよ…
胸を撫でていた指がある一点を通った瞬間。

「っ!」

声こそ出さなかったけど呼吸が一瞬止まった。
いやいや、さすがに胸触られてそれはないでしょ。
俺、男だし。
けど、の指は何度もそこを撫でてくる。
快感というには少し遠くて、くすぐったさが焦れったい。
焦れったくて少し固くなった部分を今度は指で弾かれた。

「ふ!」

今度は息が漏れた。
それに気を良くしたのかは服の上から何度も爪で優しく引っ掻いてくる。
いや、マズいって…俺、男なのに…
胸で気持ち良くなりそうなんて…
そんな思考が読まれたように

「甘井って胸で感じる人なんだ?」

って耳元で囁かれる。
「そんなことない」って言いたいけど、この状況では否定しきれない。

「大丈夫だよ。結構いるよ?そういう人」

いるのかよ。
んで、知ってんのかよ。
しかも、結構な数…

経験の差を見せつけられるようでちょっと凹む。
でも、身体はそうも言ってられない。
なんか今まさに未知の扉を開かれるかかってる。
声を出す程でもないけど息が乱れる。
今、他の刺激あったらヤバいかも。
でも、こういうタイミング、が逃すわけないんだよな。

「甘井…キス、しようよ」

なんて甘い誘惑。
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