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【呪術廻戦】甘味昏々

第3章 苦い行為


動画の中で必死に腰振ってる自分が見てられないっていうのもある。
けど、それ以上にヤラれてる女の子が『ヤダっ!』とか『やめて!』とか俺の身体を押し返す素振りとか、足バタバタさせて抵抗する素振りとか…。
もうこれどう見ても完全に性犯罪じゃん!
あの時は術式で周り見えなくてどんな状況だったかわからなかったけど、これが演技なんだったらモデルじゃなくて女優になってくれってレベルのリアリティ。
これ、世に出たら完全にアウトなやつ。
日車さん…やっぱりアンタに弁護してもらう日がくるかもしれない…(泣)
でも、それより何よりこれを見たことによって、最中に抱いていた罪悪感みたいなものが蘇ってくる。

「…ごめん」

呟くように謝った。

「はぁ?」

は眉を寄せて、何コイツ?みたいな顔で俺を見てくる。

「いや…こんな感じで無理矢理ヤってると思ってなくて…もっと優しく…出来たらよかったのにな…て。だから、ごめん…」

深く、深く、頭を下げたからの顔は見えない。
けど、舌打ちをして「萎えるわー」って気怠げに言ったは俺の顎を掴んで無理矢理上を向かせた。
で、俺の目を睨みつけながら、

「あのさー、お前はさ、アタシの術式でこうなってんの!アタシはこれを撮りたくてやってんの!なのに何加害者ぶってんの?なんでアタシが被害者みたいになってんの?逆だろ!お前、被害者なんだよ!」

そう言ってドンと突き放された。
「あー、胸糞わりー」と言っては向こうをむいて寝そべった。

「それでも、ごめん…それにこんな年下の子にこんなことしちゃったし…」

「は?」

がゴロリとこっちに向き直った。

「だって、、12歳とか13歳とかなんだろ?そんなんこの前まで小学生みたいなもんじゃん…」

の眉が中心に寄っていく。

「はー!?お前、そっちも信じてんの!?」

「え…?」

「今どきの小学生でもこんなに発育良くねーわ!アタシ、こう見えても今年ハタチだから!普通、見りゃわかるだろ!」

「これだから童貞はよー」なんて愚痴りながらまた向こうをむいて今度は布団を被ってしまった。
今年ハタチ…?
え、俺より年上じゃん!
え、待って、じゃあ美少年だと思ってたのが女で年上のただの美女だったってこと?
もう、訳が、わからない。
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