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彼女はボクに発情しない

第16章 愛しき人を想う独奏曲


前に調べた時、女の子はけっこう自慰でイクことができない人が多いということを知った。なので、この事自体は普通なのかもしれない。しかし、私は幾度ともなく『発情』し、陽太には何度イカされたかわからない。

陽太にされると、あっという間に身体が高ぶり、イッてしまうのに、オナニーではダメなのだ。

だから、こうして高めるだけ高めても、ギリギリのところでイクことができない。
これじゃあ、生殺しだよ・・・。

心のなかで陽太を強く求めてしまう。
もし叶うなら、いますぐ来て、私をイカせて欲しい。
いっそ、『発情』したふりをしてしまおうか・・・とも思ったが、さすがにそれはやめた。

きっと、次に発情したときも、私は陽太にベタベタに甘えてしまう。
100%の愛情をぶつけてしまう。

今まで『発情』はすごく、困ったこと、嫌なことだったが、陽太に思いっきり甘えられる機会だと思うと、ほんのちょっと楽しみになってしまう自分がいるから恐ろしい。。

イクことができないまま、私は悶え続けた。

えーん・・・もどかしいよ・・・。
陽太・・・陽太・・・。

結局、30分近くオナニーをしていたと思う。最後には疲れてそのまま意識をふわりと闇に吸い込まれてしまった。
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