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【ヒロアカ】MY SWEET HEROES

第43章 勉強会・後日談





「うお……」

瀬呂がページをめくる。

「これ、めっちゃ分かりやすくね!?」

「だろ!?」

切島も横から覗き込み、感心したように声を上げた。

「すげぇな……!ユカリ先輩、ここまでやってくれたのかよ!」

そして何かを思いついたように、切島が顔を輝かせる。

「よし!俺も今度、ユカリ先輩に頼もう!」

「俺も俺も!」

「いやお前らは勉強出来んじゃん!!」

三人が一斉に盛り上がった、その瞬間――。

「………ざけんな」

低い声が飛んできた。

三人がぴたりと止まる。

それまで自分の席で黙っていた爆豪が、鋭い目つきでこちらを睨んでいた。

「三年は忙しんだよ。手間かけさせんな」

「…………」

「…………」

「…………」

一瞬の沈黙。

そして。

「うわー」

瀬呂がニヤリと笑った。

「爆豪、やさしー」

切島も満面の笑みで続く。

「彼氏だー」

「彼氏だー」

上鳴まで便乗した。

「やかましいわ!!!」

爆豪の怒声が教室中に響き渡る。

「殺すぞテメェらァ!!!」

「「「彼氏だー」」」

「うるせぇぇぇ!!!」

爆豪が三人へ向かって吠える。

その横で上鳴は、机の上に置かれた問題集を大事そうに眺めながら、嬉しそうに笑っていた。


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