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【ヒロアカ】MY SWEET HEROES

第42章 勉強会





***

そして、迎えた日曜日。

三年生が暮らす寮の前までやって来た上鳴は、建物を見上げるなり、目を輝かせた。

「うお〜っ……!ここが三年の寮……!なんか空気が違くね!?」

初めて足を踏み入れる場所への好奇心を隠そうともせず、きょろきょろと辺りを見回す。

その隣で、爆豪は慣れた足取りでさっさと玄関へと向かっていた。

三年の寮など、もはや庭のようなものだと言わんばかりの態度で。

「うるせぇ。静かに歩け」

「だって三年の寮だぜ!?普段入れねぇじゃん!」

「だから何だっつーんだよ」

「いやいや、こういうのワクワクするっしょ!」

今日も絶好調な上鳴に、爆豪は盛大なため息を吐いた。

やがて二人が玄関をくぐると――

「……あ、いらっしゃい」

出迎えてくれたのは環だった。

廊下の奥からひょこりと顔を覗かせ、静かに二人を見る。

「お邪魔しまーす!」

上鳴が元気よく頭を下げる。

「……うん。どうぞ」

環に案内されるまま、二人はそのままリビングへ向かった。

すると。

「……ん?」

キッチンの方から、何やら賑やかな声が聞こえてくる。

「ねぇ通形、これ入れたらいいんだよね?」

「うん!たぶん!」

「たぶん?」

「大丈夫大丈夫!お菓子は勢いが大事だから!」

「それ絶対違うと思う〜!」

聞こえてくる声に、上鳴が思わず足を止めた。

そして、そっとキッチンを覗き込む。


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