第42章 勉強会
通話終了と同時に、上鳴は頭を押さえたまま床へへたり込んだ。
「……いってぇ……」
そんな上鳴を見下ろしながら、爆豪はスマホをひょいと奪い返す。
「……ってことで、日曜は午後からあいつの部屋だ」
「はーい……あざっす……」
「遅刻したらぶっ殺す」
「分かってますって!」
爆豪はポケットにスマホを突っ込むと、鋭い目をさらに細めて上鳴を睨みつける。
「勘違いすんじゃねぇぞ。当然、日曜は俺も行く」
「……え、なんで?」
「監視だ」
「監視ぃ!?」
「テメェが勉強そっちのけでユカリの時間を根こそぎ奪おうとした瞬間、爆破だ」
「いやいや監視厳しすぎだろ!?っていうか爆豪も来んの!?俺の勉強会だよな!?なんで親同伴みたいになってんだよ!」
「うるせぇ」
「横暴すぎるだろぉぉ!!」
こうして日曜日に、ユカリの部屋で「上鳴の赤点回避・勉強会」が開催されることが決定した。