第41章 号外
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1年A組の教室がかつてないパニックと爆発音に包まれていた、まさにその頃。
静かなはずの職員室にも、突如としてハイテンションな叫び声が響き渡っていた。
「おい相澤!聞いたか!?ついにユカリちゃんが決めたってよ!!」
両手に新聞部の号外を掲げたプレゼント・マイクが、デスクに両肘をついて身を乗り出してくる。
その顔はまるで自分のことのように嬉しそうだ。
「いやぁ〜もう校内おまつりムード一色よ!? パレードでも始まるんじゃねぇかって勢いだな!」
相澤は溜息をひとつ吐き、手元の書類に視線を落としたまま、静かに缶コーヒーのプルタブを引いた。
「朝からうるせぇ……」
「冷たいねぇイレイザー!ほら見てみろよこの見出し!で、だ。問題は相手だ……おい相澤、当てるか!?」
「爆豪」
「なんっだよ面白くねぇな!!」
即答されたマイクが、オーバーに頭を抱えて叫ぶ。
「即答かよ!少しは『誰だ〜?』とかノってくれてもいいだろ!勘が鋭すぎるんだよお前は!」
「生徒の恋愛で面白がるな」
呆れたように言い捨てる相澤。
近くで資料を抱えていたオールマイトが「ははは、相澤くんは相変わらずブレないねぇ」と苦笑しながら近づいてきた。