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【ヒロアカ】MY SWEET HEROES

第41章 号外





***


​1年A組の教室がかつてないパニックと爆発音に包まれていた、まさにその頃。

​静かなはずの職員室にも、突如としてハイテンションな叫び声が響き渡っていた。

​「おい相澤!聞いたか!?ついにユカリちゃんが決めたってよ!!」

​両手に新聞部の号外を掲げたプレゼント・マイクが、デスクに両肘をついて身を乗り出してくる。

その顔はまるで自分のことのように嬉しそうだ。

​「いやぁ〜もう校内おまつりムード一色よ!? パレードでも始まるんじゃねぇかって勢いだな!」

​相澤は溜息をひとつ吐き、手元の書類に視線を落としたまま、静かに缶コーヒーのプルタブを引いた。

​「朝からうるせぇ……」

​「冷たいねぇイレイザー!ほら見てみろよこの見出し!で、だ。問題は相手だ……おい相澤、当てるか!?」

​「爆豪」

​「なんっだよ面白くねぇな!!」

​即答されたマイクが、オーバーに頭を抱えて叫ぶ。

​「即答かよ!少しは『誰だ〜?』とかノってくれてもいいだろ!勘が鋭すぎるんだよお前は!」

​「生徒の恋愛で面白がるな」

​呆れたように言い捨てる相澤。

近くで資料を抱えていたオールマイトが「ははは、相澤くんは相変わらずブレないねぇ」と苦笑しながら近づいてきた。



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