第40章 告白
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やがて訓練も終わり、汗を拭って着替えを済ませた三人。
扉に向かって歩いている途中、切島が「あーっ!」と大きく両手を伸ばして背伸ばしをした。
「はー、マジで疲れた!腹減った~!爆豪、このあと飯食いに行こうぜ!ユカリ先輩も一緒に!」
「ごめんね、今日はこのあと取材が入ってるんだ。また今度ね?」
「まじすか!じゃあ爆豪、俺たちで行くか!」
「ああん?行くわけねぇだろ、だりぃ」
「つれねぇな~!」
豪快に笑う切島をあしらいながら歩いていた爆豪が、ふと足を止める。
そして、自分のすぐ隣を歩いていたユカリの方へ、ゆっくりと振り返った。
「……後で電話すっから」
「うん?」
「絶対出ろよ」
一瞬の静寂。
さっきまでの殺伐とした訓練の空気とは一変した距離感。
今朝の出来事を思い出し、ユカリは嬉しそうに目を細めて答えた。
「うん。待ってる」
二人の間に流れた、ほんの一瞬の甘い空気。
真横でそのやり取りをまともに喰らった切島が、あからさまに不審そうな顔で爆豪とユカリを交互に見比べた。
「……え? なんすか今の空気」
唐突な違和感に思わず首をかしげる切島。
だが、照れる様子もなく当たり前のように返事をしたユカリの様子に、脳内で一気に点と点が繋がっていく。
切島はガバッと目を見開くと、我慢できずに叫んだ。
「もしかして……二人、付き合ってたりします!?」
訓練場内に切島のデカい声が響き渡る。