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【ヒロアカ】MY SWEET HEROES

第40章 告白





***


やがて訓練も終わり、汗を拭って着替えを済ませた三人。

扉に向かって歩いている途中、切島が「あーっ!」と大きく両手を伸ばして背伸ばしをした。

​「はー、マジで疲れた!腹減った~!爆豪、このあと飯食いに行こうぜ!ユカリ先輩も一緒に!」

​「ごめんね、今日はこのあと取材が入ってるんだ。また今度ね?」

​「まじすか!じゃあ爆豪、俺たちで行くか!」

​「ああん?行くわけねぇだろ、だりぃ」

​「つれねぇな~!」

豪快に笑う切島をあしらいながら歩いていた爆豪が、ふと足を止める。

そして、自分のすぐ隣を歩いていたユカリの方へ、ゆっくりと振り返った。


​「……後で電話すっから」

​「うん?」

​「絶対出ろよ」


​一瞬の静寂。

​さっきまでの殺伐とした訓練の空気とは一変した距離感。

今朝の出来事を思い出し、ユカリは嬉しそうに目を細めて答えた。


​「うん。待ってる」


​二人の間に流れた、ほんの一瞬の甘い空気。

真横でそのやり取りをまともに喰らった切島が、あからさまに不審そうな顔で爆豪とユカリを交互に見比べた。

​「……え? なんすか今の空気」

​唐突な違和感に思わず首をかしげる切島。

だが、照れる様子もなく当たり前のように返事をしたユカリの様子に、脳内で一気に点と点が繋がっていく。

切島はガバッと目を見開くと、我慢できずに叫んだ。


​「もしかして……二人、付き合ってたりします!?」


​訓練場内に切島のデカい声が響き渡る。



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