第1章 再会
『ゼノは今はここで科学してるのね。』
ゼ「あぁ。ようこそ、僕の研究室へ。」
シャリルは通された研究室の中に入り、部屋の中をぐるりと見渡すと嬉しそうに笑う。
そして、部屋中にある研究の成果たちを楽しそうに見て回っているシャリルを見てゼノは懐かしむように微笑んでいた。
『ねぇ、ゼノ。これはどういうものなの?』
ゼ「あぁ、それはね…」
成果たちの1つを指差して聞くシャリルに説明をしていると、
「ゼノ。差し入れ持ってきたぜ。」
ゼ「あぁ、スタン。ありがとう。」
ゼノにスタンと呼ばれた金髪の男が紙袋を持って研究室に入ってきた。
ゼ「おぉ。今日はあそこのコーヒーか。」
ス「ゼノはここのコーヒーが好きだろ?」
ゼ「流石。よくわかっているね。」
スタンから渡された紙袋を覗いたゼノは嬉しそうに笑ってコーヒーを取り出す。
ゼ「あ、そうか…。シャリー。君はコーヒーは好きかい?」
『好きだけど…どうしたの?』
嬉しそうにしていたゼノだが、ふと何かを思い出したのか少し考えてシャリルに話しかける。