第1章 再会
ゼ「僕のは大きくてもせいぜい研究室の中でできるものばかりだが、シャリーは建築だろう?なかなか現物を作るのは難しいからな。いつから建築に興味を?」
『3年前からかな。それからずっと書いてる。』
ゼ「ほぉ。それはすでにかなりの枚数になっているのではないか?是非とも見てみたいな。」
『最近のはいいけど、昔のはちょっと恥ずかしいわ。そうだ。私もゼノの科学また見たいわ。あの頃すごく楽しかったもの。』
ゼ「それは嬉しいね。これから時間はあるかい?是非とも僕の研究室に招待させてほしい。」
『えぇ。放課後ならいつでも大丈夫よ。いつだって暇だもの。』
ふふん、と威張るように笑うシャリルを見て、ゼノは一瞬きょとんとするも楽しそうに笑う。
ゼ「はははっ。そうだったか。それじゃあ早速行こうか。」
そう言ってスッ、と手を差し伸べるゼノ。
シ(8年…か。)
ゼノから差し出された手をじっ、と見たあと、小さく微笑んでその手に自身の手を重ねる。
『ありがとう。』
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