第1章 再会
説明しながらケースに入れるため3つに分解されていた薙刀を1つにする。
ゼ「日本の武術…珍しいものを持ってるんだね。」
『そうね。祖母が旅行好きな人でお土産に色々と買ってきてくれてたんだけど、その中にこれがあったの。』
ス「護身用ってことは使えるのか?」
『えぇ。動画で見て学んだだけだから程々だけどね。』
そう話しながら軽く構えてみせるシャリル。
『ゼノぐらいなら倒せると思うわよ。』
ゼ「ほぉ。それはすごい。是非見てみたいな。」
ス「んじゃ、俺とやるか。」
『スタンリーと?』
ス「あぁ。俺はゼノみたいに簡単にはやられねぇよ?」
『それはそうでしょうけど…なんでまた?』
ス「日本の武術使いなんてそう拝めないからな。少し手合わせしようぜ。なんか賭けるか?」
ゼ「じゃあ、負けた方が1週間ティータイムをご馳走するのはどうだい?」
ス「いいぜ。」
ゼ「シャリーはどうだい?」
シャリルが戸惑っている間にとんとん拍子に話が進んでいく。
『構わないけど…。』
ス「決まりだな。ここじゃできないな。外出るか。」
ゼ「だったらいつものところに行こう。あそこなら音も気にする必要がないからな。」
ス「おっし。行くか。」
『いつものとこってどこ?』
意気揚々と研究室を出る2人をシャリルは薙刀を持ったまま慌てて追いかけた。
────────────────── ────────