第1章 再会
ス「ゼノ以外のやつとこんなに話したのは久しぶりだな。」
『そうなんだ。…あ、おいしい。』
ゼ「そうだろう。僕はここのコーヒーが1番のお気に入りなんだ。」
『本当においしいわね。香りもすごくいいし。』
幸せそうにコーヒーを飲む2人を眺めながらコーヒーを飲んでいたスタンリーは、見覚えのないものを見つけた。
ス「それなんだ?」
ゼ「あぁ。それはシャリーのものだよ。」
ゼノからの視線にシャリルは立ち上がると、スタンリーが見つけた図面ケースを手に取る。
『図面ケースよ。設計が好きなの。折角なら今見てみる?完成してるのもいくつか入ってるから。』
スタンリーに説明した後ゼノに視線を向けて尋ねる。
ゼ「あぁ。是非とも見せてくれ。」
嬉しそうな表情を見せるゼノにふふっ、と笑いながら、図面ケースを開けるシャリル。
そして、いくつかの完成している図面をテーブルに広げた。
ゼ「ほぉ。やはりどれも素晴らしい。実にエレガントだ。」
ス「ふーん。これはどういうやつなんだ?」
『これはホールね。演奏会とかするところよ。今までは家ばかり書いていたのだけど、最近は他の施設にも手を出してるの。』