第3章 壁に空いた穴
「あ……っ、」
恐怖に身体が強張る間もなく背後から伸びてきた見えない手が、容赦なくスーツのスカートを乱暴に捲り上げた。
それだけに留まらず、身に付けていたストッキングごと下着を掴まれ、膝の上まで一気に引きずり下ろされる。
「嫌ぁっ! やめて、何するの……っ!?」
冷たい廊下の空気に、無防備な秘部がいきなり剥き出しにされてしまう。
あまりの羞恥と恐怖に声を荒らげるが、自由の利かない身体ではどうすることもできない。
次の瞬間、恐ろしく硬くて熱い質量が、剥き出しになったお尻の割れ目に宛がわれた。
肉塊がぬめりを帯びて、何度も何度も擦り付けられる。
その悍ましい熱量にがまさかと戦慄した瞬間、何の前触れもなく、その硬い肉棒が濡れていた秘部へと一気にぶち込まれた。
ーーズチュゥゥゥッ!!
「あ、あぅっ――!ぁあ、んうぅううーっ!!」
前触れもない強引な挿入に、は壁の奥で悲鳴のような喘ぎ声を上げた。
だが、背後の怪異はそんな拒絶に耳を貸さない。
ナカに無理やりねじ込まれた太い質量は狭い肉壁を押し広げながら、馴染ませるように何度も最奥をトントンと突ついて掻き回してくる。
「ひ、ぃ……っ!お腹の、奥……トントン、しないでぇ……っ!」
内側を直に蹂躙される異物感に身悶えしていると、悪霊は容赦なくその細い腰をガシリと両手で掴み、一気に腰を打ち付け始めた。
ーーパン、パン、パン、パンッ!!
上半身を壁の穴に突っ込み、お尻を廊下に突き出した無残な立ちバックの体勢のまま激しく突き上げられる。
突かれるたびにの身体は前後に大きく揺さぶられ、逃げ場のない壁の中で衝撃に耐えるしかなかった。
「ひゃあ、あ、あッ!ん、んぅ、ううぅっ!」
怪異は完全に主導権を握り、掴んだ腰を好き勝手に揺らして猛烈なピストンを繰り返した。
ナカを掻き回される快楽と衝撃が脳を支配し、は狂ったように喘ぐことしかできない。
「……っ!お願い……抜いてぇ……はあぁ、あ、あぁっ!」
涙を流して抜いてと懇願するが、悪霊は締め付ける緊密なナカをむしろ愉しむように、さらに容赦なく激しい音を響かせて突き上げてきた。