【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/みんな×主(先生)
第18章 パーティー×初恋×五条
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私にとって五条さんは…
あの事件で助けてくれたヒーローでした
年上のお兄さんで
強くて
優しくて
それから…
特に、まっすぐ私を見てくれる
その青い瞳が好きでした
でも、夏油さんの一件もあって
五条さんが高専卒業してから
かなり自暴自棄になってた時期…
ありましたよね
私、何もできなくて
気づいたときには色んな女の人が家に来るようになって
それを見るたび苦しくて
何度も泣いて、諦めようとして
でも諦められなくて・・・」
声は穏やかだった。
もう傷は癒えている。
だからこそ話せる。そんな声だった。
五条はただ黙って話を聞いている。
「悔しかったんですよ。
私じゃダメなんだって。
私には五条さんの心の隙間うめて上げられないんだって
近くにいるのに遠くて。」
ゆっくりと目を閉じる
「でも、ある日思ったんです。
恋人じゃなくても、家族としてずっとそばにいられるって。
ちょっとずるいですけど…。
家族ならずっとそばにいられるし、
ずっとずっと味方でいられる。
それでいいやって。
だから私なりに、好きでいることは終わらせたんです」
どこか吹っ切れたような笑顔だった。
静かな沈黙。
グラスの中の氷が小さく音を立てる。
はそれを眺めながら。
少しだけ照れくさそうに笑った。
「でも」
そして。
最後に。
昔の自分を思い出すように。
優しく。
本当に優しく微笑んだ。
「本当にひとめぼれだったんですよ?」
その言葉を最後に。
は照れくさそうに笑った。
少し赤くなった頬。
アルコールのせいか。
それとも昔を思い出したせいか。
自分でもよく分からなかった。
しばらく沈黙が落ちる。
会場には変わらず音楽が流れている。
誰かの笑い声。
グラスの触れ合う音。
華やかな空間。
突然だった。
ガタン。
椅子が音を立てる。
「え?」
が顔を上げる。
五条は何も言わない。
ただ立ち上がった。
「五条さん?」
返事はない。
代わりに。
すっと手が伸びてくる。
「え?」