第15章 冬島
チョッパーが息をつく。
ウソップが心配そうに言った。
「疲れたか?」
ルフィが笑う
「みか頑張ったもんな」
「ごめんね、疲れたのかも…」
お腹を軽くさすりながら息を吐く。
「ごちそうさま、お腹いっぱいになっちゃった」
ルフィが皿に手を伸ばす。
「まだいけるだろ!」
チョッパーが止める。
「ルフィ!」
一瞬止まった空気が、すぐに戻る。
ルフィの笑い声にウソップの叫びがかぶる。
チョッパーが慌てて走り回る。
さっきまでの静けさが、もう跡形もない。
窓の外は白く曇っていた。
冬の街が、淡く続いている。
「船戻るか。ナミさんたちも心配してる」