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まだここにいる【ワンピース サンジ】

第15章 冬島


みかが少し目を丸くする。


サンジは煙草に火をつけながら、わざとそっぽを向いた。


「急に近づくしよ」

ぼそっとした声。



ウソップがすぐ反応する。

「めちゃくちゃ心配してたもんな!」



「うるせぇ」




チョッパーが笑う。

「ずっとみかの前いたぞ!」



サンジの眉がぴくっと動く。

「お前ら黙れ」



ルフィだけはケラケラ笑っていた。

「サンジ、ずっと怒ってたな!」



「誰のせいだと思ってんだ」



張り詰めていた空気が、少しずつほどけていく。



その時

廊下の向こうから、人の話し声が聞こえてきた。

町の声だった。



「店開けろー!」

「雪やんでるぞ!」

「おい、返事しろ!」



ウソップが目を瞬く。

「……普通だ」



チョッパーも嬉しそうに頷く。

「みんなちゃんと話してる!」



ルフィの腹が盛大に鳴る。



「腹減った!!」






サンジが深くため息をついた。



「……レストラン行くぞ」



ウソップが飛び上がる。

「やったァ!!今度は無視されねぇ!!」



チョッパーもぱっと顔を明るくする。

「ご飯だー!」
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