• テキストサイズ

【呪術廻戦/短編集R18】夜更けの花屋は恋を売る

第3章 【伏黒恵】君に響くカンパニュラ**


「……奥、気持ちいいか」



俺が問いかけても、はもう返事をする余裕すらないようだ。
ただ口を開けてハクハクと熱い息を吐きながら、俺を見つめ返していた。


(……あー、なんだよ)


その潤んだ瞳も。
とろけた顔も。
華奢な肩も。
俺が突くたびに揺れる胸も。
細い腰も。

かわいすぎんだよ。


もっと。
もっと。
もっと、を乱したい。

俺は、の甘い息をキスで飲み込みながら。
が一番反応した場所を探るように、腰の動きを速くしていった。


パンッ、パンッと。
肌と肌が激しくぶつかる音が部屋に響く。

腰が止まらない。
の中が柔らかくて、熱くて、気持ち良すぎる。


動きを深くするたび、繋いだ手にぎゅっと力がこもった。



「……っ、分かってる」



もう、俺だって限界だ。
少しでも気を抜いたらイってしまいそうだった。


不意にの唇が、何かを形作ろうとしていることに気づく。



「……?」



必死に何かを伝えようとしていた。
開いた唇が、丸くすぼまって――。



す。



その唇の形を見た瞬間、心臓がドクンと跳ねる。


好き。
そう言おうとしたのか。

分からない。
分からないのに。

そう思ってしまいたくなる。



「、今……っ」



そう言いかけた瞬間、ビクビクと奥が震え、の絶頂が俺のものを締め上げた。



「…………ッッ、〜〜ッ!!!」



だめだ……っ。
もう……我慢できなっ……。



「……っ、俺も、ッ……!」



俺はの身体を壊れそうなほど強く抱きしめて。
の一番奥に、全てを吐き出した。
一人でしていた時とは、比べ物にならなかった。


荒い呼吸を重ねたまま顔を上げると、と視線が絡む。

さっきまで何かを伝えようとしていたその唇は、もう何も形作っていない。
それなのに。
俺にはまだ、その形が焼き付いて離れなかった。


は俺を見つめたまま、ほんの少しだけ顎を上げる。
その仕草に引き寄せられるように、俺は顔を近づけ触れるだけのキスを落とした。
/ 225ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp