緋色の海に溶ける蜜情 【ONE PIECE 赤髪 R18】
第5章 赤髪の寵愛
「……ようやくお目覚めか、お姫様」
耳元で、低く心地よい声が響く。
気づけば、シャンクスが横たわったまま彼女を抱き寄せ、その頬を大きな掌で優しく撫でていた。
その瞳は、嵐が去った後の海のように穏やかだが、独占欲を孕んだ熱を帯びている。
「あ、…っ。シャンクス、さん……」
「悪いな。流石にやりすぎたか。……だが、お前があんなに甘い声を出すのがいけねェんだぞ」
労るような口調とは裏腹に、その言葉には満足感が滲んでいた。は彼に身体を預けたまま、少しだけ唇を尖らせて不貞腐れたように彼を見上げた。
「……最初は、半日、だって……っ。なのに、これじゃ、丸一日……」
「ははっ、そうだったか? ……すまねェな。お前のナカがあまりに気持ちよくて、時間の感覚がどっかへ飛んじまってたよ」
悪びれる様子もなく笑うシャンクスに、の脳裏を昨夜から朝方にかけての光景が過る。
何度も何度も、壊れるほどに突き上げられ、彼の白濁で全身を白く染められた自分。
彼にしがみつき、理性を失って「もっと欲しい」と泣き叫んだ自分のあまりにも淫らな声。
「……っ!!」
思い出した瞬間、顔が火が出るほど赤くなった。
彼女はたまらず彼の広い胸板に顔を埋め、バスローブの隙間に隠れるように身を縮める。
「……何だ、今更恥ずかしくなったのか?」
「言わないで……っ。シャンクスさんが、あんな……っ、あんなに激しくするから……っ!!」
「あぁ、そうだな。俺が悪い。……全部、俺のせいだ」
そう言いながら、シャンクスは隠れようとする彼女の髪に愛おしそうに何度も唇を落とした。
恥ずかしさに震える彼女の肩、自分のつけた愛の痕、それらすべてを眺める彼の瞳にはもう迷いなどなかった。
「もう誰にも触らせねェし、見せやしねェ。……お前の全部が俺のものだって、その身体にしっかり刻み込めたみたいで安心したぜ」
シャンクスは彼女を包み込む腕に力を込めると、今度は逃がさないように深い口付けを贈った。