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緋色の海に溶ける蜜情 【ONE PIECE 赤髪 R18】

第4章 不実な夜に、君の名を


(ひどい……私、壊れちゃったのかな)


下腹部が、じんじんと熱く脈打つ。
指を這わせても、その熱は虚しさに変わるだけで、ちっとも癒やされない。


「……もう、嫌」


この悲しみも、やり場のない欲求も、すべて消してしまいたい。
自分が汚れているというなら、いっそ、誰でもいいから徹底的に汚して、彼への想いごと壊して欲しかった。

はふらふらとした足取りで部屋を出た。
甲板に人影がないことを確認し、深夜の静まり返った港へと降り立つ。


夜の街は、昼間とは違う淀んだ空気に満ちていた。
裏路地から漏れる安酒の臭いと、女を探す男たちの濁った視線。
彼女が一人そんな場所を歩けばどうなるか、わからないはずもなかった。


「おぉ、いい女じゃねェか。こんな時間に一人か?」



男たちに連れられて辿り着いたのは、港外れの寂れた宿の一室だった。


「ラッキーだな。こんな上珠が一人で歩いてるなんてよ」

「本当だ。おい、そんなに震えるなよ。優しく可愛がってやるからさ」


二人の男は、二十代半ばほどの整った顔立ちをしていた。
不潔な印象はなく、むしろ手慣れた遊び人といった風情だ。
絶望の底にいたにとって、その整った顔立ちすら、現実味のない記号のように感じられた。


彼らは手際よく、彼女の衣服を剥ぎ取っていく。
月明かりに晒された彼女の白い肌から、バニラのような、それでいて煽情的で濃厚な「蜜」の香りが立ち昇った。




「……ッ、なんだこの匂い。最高にそそるじゃねェか」

「いい拾い物したぜ。なぁ、お嬢ちゃん……最高の夜にしようぜ」


男たちの瞳に、歓喜の火が灯る。
一人が彼女の股へと顔を埋め、その柔らかな粘膜に直接舌を這わせた。


「ん、あぁッ……や、ぁ……ッ!!」


「ジュルッ、レロォ……ッ、クチュ……ッ!!」


今まで、そこは汚される場所でしかなかった。
けれど、男の巧みな舌使いが、彼女のナカに溜まっていた熱を容赦なくかき乱していく。
極上の「蜜」を吸い上げる水音が、静かな部屋に響き渡る。


同時にもう一人の男が、彼女の顎をすくい上げ、強引に唇を奪った。


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