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緋色の海に溶ける蜜情 【ONE PIECE 赤髪 R18】

第3章 欠けた左腕と、蜜の体温


「……これじゃ、酒断ちよりキツい航海になりそうだ」


熱の冷めやらぬ下腹部を抱え、シャンクスは天井を仰いだ。
偉大なる航路へ向かう荒波よりも、目の前の少女が放つ色香の方が、よほど彼を難破させそうだった。





シャワーから溢れる熱い湯気が、狭い浴室に立ち込めていた。
は壁に手をつき、自身の身体を流れ落ちる湯の熱さに身を震わせる。
洗い流しても洗い流しても、肌の奥にシャンクスの猛々しい熱が残っているような気がした。


(あんなに……何度も、欲しがってくれた)


彼のために尽くした満足感。
それ以上に、彼女の身体を支配していたのは、かつてないほどの激しい「疼き」だった。
海賊や山賊たちに無理やり暴かれた時、そこにあったのは恐怖と嫌悪、そして汚泥に沈むような屈辱だけだった。
けれど、今さっきシャンクスをその手と口で愛撫していた時、彼女のナカは、彼を迎え入れたいという本能的な渇望でどろどろに溶けていた。


「あ、はぁ……っ、シャンクス、さん……」


指先が、無意識に自身の股間へと吸い寄せられる。
そっと触れるだけで、驚くほど熱く、たっぷりと蜜を湛えた粘膜が指を迎え入れた。


「ん、あぁっ……あ……っ!!」


自分でも驚くほど艶っぽい声が漏れる。
指をナカへと滑り込ませ、彼に飲まされた時の感覚を反芻するように奥を突いた。
今まで、自分の「蜜」は男を狂わせるだけの呪いだと思っていた。
けれど、もし彼が、あの強い瞳で自分だけを求めてくれるなら、この身体も心も、すべてを焼き尽くされてもいい。


「あ、は……ん、んぅぅ……ッ! シャンクス、さん、好き……好き、です……っ!!」


ーーぐちゅ、んっ、

「……んっ、……はぁあああッ!!」

腰が大きく跳ね、浴室のタイルに爪が立てられる。
自身の指で無理やり絶頂へと突き落とされた彼女は、熱いシャワーを浴びながらそのまま床に膝をついた。
果てた後の虚脱感の中で、ふと冷静な思考が頭をもたげる。


彼は大海賊だ。
自分のような傷物で、おまけに足手まといの小娘が、彼の隣に並べるはずがない。


ましてや、救ってもらった恩人に対して恋心を抱くなど、厚かましいにも程がある。



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