緋色の海に溶ける蜜情 【ONE PIECE 赤髪 R18】
第2章 落日の蜜、始まりの鐘
山賊のアジトは、吐き気がするほど濃厚な蜜と精液の臭いに満ちていた。
案内役として無理やり連れてこられた山賊が、恐怖で腰を抜かしながら扉を指差す。
ベックマンは無言でその頭を銃床で叩き伏せると扉を開けた。
「……あ、はぁ……んぐぅ……っ!!」
眼前に広がっていたのは、地獄のような光景だった。
ベッドに押し倒されたは、複数の男たちに群がられていた。
一人は彼女の秘部に顔を埋めて卑しく蜜を啜り、もう一人は彼女の口に自身の醜悪な質量をねじ込み、喉を鳴らさせている。
拘束された腕は腫れ、全身は白濁した液と黄金の蜜でテカテカと光り、もはや人間としての尊厳など微塵も残されていないかのような惨状。
「……てめェら。死ぬ準備はできてるか」
ベックマンの低く、地を這うような声。
男たちが驚愕して振り向くより先に、銃声が数回、静かに室内に響いた。
「ひっ……!?」
悲鳴すら許されなかった。
を蹂躙していた男たちの眉間に、正確に風穴が開く。
彼らは事切れたまま、彼女の体の上に崩れ落ちた。
ベックマンは歩み寄り死体を足蹴にして退けると、拘束されていた革紐をナイフで断ち切った。
「すまねェ。遅くなった」
シャンクスから預かっていた漆黒のマントを広げ、震える彼女の裸体を優しく包み込む。
「あ……あ、ベック、さん……。……っ、う、ああああぁぁっ!!」
助け出された安堵と、変わり果てた自分の姿を知られてしまった屈辱。
は彼の胸元に顔を埋め、蜜の混じった涙を溢れさせた。
ベックマンは何も言わず、ただ彼女を横抱きに抱え上げると、静かな怒りを背中に背負ったままアジトを後にした。