緋色の海に溶ける蜜情 【ONE PIECE 赤髪 R18】
第2章 落日の蜜、始まりの鐘
ーードクッ、ドクドクッ……!!
「ん、んぐ、ぅ!れ……はぁっ、はぁっ……」
ナカに舌を入れ掻き回され、口に男のモノを突き込まれ、肌を舐め回される。
一晩中、止まることのないピストンと、卑猥な水音がアジトに響き続けた。
朝日が差し込む頃、はもはや「助けて」と願う心さえ摩耗していた。
全身を精液と蜜でテカテカに光らせ、虚ろな瞳でただ天井を仰ぐ。
(あ……あ……だれ、か……)
村のすぐ近く、平和を信じた場所の隣で、彼女は一晩にして再び、男たちの欲を溜め込むだけの「蜜の樽」へと堕とされていったのだったーー。
翌日の山賊たちは上機嫌だった。
アジトに最高級の『甘い女』を転がし、一晩中その蜜を啜り尽くした彼らにとって、マキノの酒場で飲む酒は格別の味だった。
「がははは! 聞いたかよ、あの女の鳴き声! まるで極上の楽器だぜ」
「ああ、吸えば吸うほど蜜が出てきやがって……。ナカも最高に締まる、いい拾い物をしたぜ!!」
「あの腰抜け海賊どものおこぼれにしちゃあ、出来が良すぎたな!」
彼らが下卑た笑い声を上げながら、シャンクスたちを「腰抜け」と罵っていたその時。
「……取り消せよ!!」
カウンターで震えていたルフィが、椅子を蹴って立ち上がった。
「あ? なんだガキ。いたのか」
「シャンクスたちは弱くないっ!!」
ヒグマの目が冷酷に細まる。
「うるせェな。……おい、外へ連れ出せ。少し教育してやる」
表の通りへ乱暴に引き摺り出されたルフィは、ヒグマの足蹴にされ、地面に顔を押し付けられた。
「あがっ……! 離せ、この野郎!!」
「威勢だけはいいな」
その時ルフィの鼻先を、風が掠めた。
男たちの酒臭い体臭と砂埃の向こう側。ほんの微かに、けれど記憶に焼き付いている「あの匂い」がした。
「……くんくん。……お前、姉ちゃんの匂いがする」
ヒグマの服に、そしてその手に。
が絶望の中で絞り出した、濃密な蜜の残り香。
「姉ちゃんはどこだ!! 返せ!! どこにやったんだよ!!」