緋色の海に溶ける蜜情 【ONE PIECE 赤髪 R18】
第10章 花の誘惑
「あの、シャンクスさん……? 何か怒ってる、の……? 私、眠ってる間に何か悪いことしちゃった……?」
「 何言ってるんだ?お前が悪いことなんてするわけねェだろ」
不安がらせてしまったことに気づいたシャンクスは、彼女の柔らかい髪を大きな手で優しく撫で回した。
あの真実を隠すために、わざと意地悪そうな笑みを浮かべて話を誤魔化しにかかる。
「まぁ、何でもないさ。ただよぉ……ここ数日の間、いつもと違って俺のモノを朝から大胆にしゃぶってくれたり、自分から必死になって腰を振ってくれたお前が、すっかり元に戻っちまったなと思ってさ。……正直、少し寂しいな、なんてな?」
「な、ななな……っ!? 何言ってるの、シャンクスさんっ!!」
まさかそんな破廉恥なことを言われると思わなかったは、一瞬で顔を真っ赤に染めて布団を鼻まで引っ張り上げた。
「あ、あれは花の毒のせいで、身体が勝手に……っ!もう、シャンクスさんのエッチ! バカ!!変態!!」
「ははは! そう怒るな怒るな!悪かったよ」
真っ赤になって怒る彼女のいつもの反応を見て、シャンクスは声を上げて笑った。
しかし、その胸の内では、彼女のその純粋な姿を守り通せたことへの安堵と、それを汚した奴らへの殺意が渦巻いている。
「まぁ、冗談はともかくとして、ここ数日ヤリまくったのは本当だからな。花の毒の影響で、お前の身体も相当疲れてるはずだ。解毒の怠さもあるんだろ? だから今は余計なことは考えずに、もう少しゆっくり休んでろ」
「う、うん……。じゃあ、お言葉に甘えて、もう少しだけ眠るね……」
恥ずかしさでまだ頬を赤くしながらも、は素直に目を閉じ、すぐに規則正しい寝息を立て始めた。
彼女が完全に眠りについたのを見届けると、シャンクスの顔から一切の笑みが消え失せた。
静かに部屋の扉を閉めたシャンクスは、冷酷な『本物の海賊』の眼光を宿し、あの兄弟が拘束されている地下の暗い倉庫へと向った。