緋色の海に溶ける蜜情 【ONE PIECE 赤髪 R18】
第2章 落日の蜜、始まりの鐘
男が彼女の首筋に鼻を近づけ、深く息を吸い込んだ。
恐怖の感情に呼応するように、の意思とは無関係に、肌から濃厚な「蜜」の香りが溢れ出す。
「……ッ! なんだこれ、さっきよりずっと甘ェ匂いになりやがった!」
男たちの瞳に、嗜虐的で卑猥な光が宿った。
数ヶ月前のあの地獄。
自分を『蜜壺』として扱った男たちと同じ、濁った欲望。
「………やだ、放して……っ! シャンクスさん! ルフィ君!!」
「騒ぐんじゃねェよ、」
抵抗する彼女の口を汚い手で塞ぎ、男たちは山中へ彼女を引きずり込んでいく。
「運がいいぜ。ボスへの最高の土産だ。アジトでじっくり、その蜜を絞り出してやろうじゃねェか」
遠ざかっていく村の喧騒。
の手にあった買い物袋が地面に落ち、中に入っていた果実が虚しく転がった。
薄暗い山賊のアジトは土の匂いと男たちの汗が混じり合う不衛生な空間に、場違いなほど甘美な香りが充満していた。
「……ほう。ただの給仕女かと思ったが、こいつはとんでもねェ掘り出し物だ」
ヒグマが、部下たちに両腕を抑えられたの首筋に鼻を寄せ、深く息を吸い込む。
恐怖に震える彼女の肌からは、抗うほどに濃密な、理性を狂わせる『甘い蜜』が溢れ出していた。
ヒグマは我慢できず、その白い首筋を卑しく舐めとった。
「――っ! あ、ん、あぁ……ッ!!」
「なんだ、この甘さは……! まるで極上の酒だ。おい、野郎ども! こいつを剥け! 隅々まで味わい尽くしてやる!」
悲鳴は男たちの下卑た笑い声にかき消された。
衣服を無惨に引き裂かれ、全裸にされたは、古びたベッドに押し倒される。
両手首を革紐でベッドの枠に固く拘束され、晒されたその肢体は、恐怖による発汗ですでに黄金色の蜜を纏い、異様な光沢を放っていた。
「ひ……あ、やだ、来ないで……っ! シャンクス、さん……っ!!」
「あんな腰抜けの名を呼ぶな! 今からお前を可愛がるのは、この賞金首、ヒグマ様だ!」
ヒグマは剥き出しになったの胸に、飢えた獣のように食らいついた。
「ジュウゥゥ、チュパッ、レロォッ……!」
「ん、っ! あ、はぁっ、んんぅっ!!」