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緋色の海に溶ける蜜情 【ONE PIECE 赤髪 R18】

第10章 花の誘惑


診療所の中に入ると、白衣を着た男が机に頬杖をつきながら二人を出迎えた。
その顔つきは、昨日シャンクスたちが立ち寄った酒場の男にどこか似ている。
それもそのはず、彼はあの酒場の男の兄であり、この街で医者を営んでいる男だった。




「おや、赤髪海賊団のお頭に、そのお連れさんのお嬢さんか。……話は弟から聞いてるよ。店で、とんでもなく綺麗な嬢ちゃんを連れた海賊がいたってな」



医者は眼鏡の奥の目を怪しく光らせ、熱っぽく身体を震わせているをじっと見つめた。
弟から聞いた「極上の蜜」の話に、医者としての枠を超えた興味を内心に抱きながらも、それを表向きは冷静な態度で隠して対応を続ける。




「昨日、森で巨大で毒毒しい赤い花の植物に捕まっちまってよ。そのせいでの様子がおかしいんだ。早く診てやってくれ」



シャンクスが焦ったように言うと、医者は途端に驚きの表情を浮かべてカルテを叩いた。



「なに……! あの植物に捕まったというのか!? よく無事で戻ってこれたな……! あれはヤバいどころの騒ぎではない!あの植物は、一度女を捕まえれば自らのツルの触手で三日三晩休むことなく女を犯し続け、最後には植物の種を孕ませて養分にしてしまう恐れのある、魔性の植物だ。ほんの数十分犯されただけでも、注ぎ込まれた媚薬によって、強制的に妊娠しやすい身体へと作り変えられてしまう」



「妊娠しやすい身体……っ!?」



医者の言葉に、シャンクスはドクンと心臓を跳ね上げた。
昨日、彼女のナカへ何度も何度もこれでもかと精液をぶちまけた記憶が鮮明に蘇る。



「今すぐ対策をせねば手遅れになるな。まずはこれ以上の発情を抑えるための抑制剤と、それから強力な避妊薬を飲んでもらう必要がある。ただ……あの植物の媚薬はあまりにも強力だ。普通の市販の薬では中和できずに効きにくい。完全に薬を効かせるためには、植物の力によって変えられてしまった、本人の現在の体液が必要になる」


「体液って、あいつの血か何かか?」



シャンクスが身を乗り出すと、医者はフッと意味深な笑みを浮かべた。




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