緋色の海に溶ける蜜情 【ONE PIECE 赤髪 R18】
第10章 花の誘惑
「んー……、シャンクスさん、まだ、おまんこ寂しいの……っ♡」
口元をドロドロに汚したまま、上目遣いで物欲しそうな顔をする。
そんな恋人のあまりの可愛らしさに、シャンクスが「よし、じゃあ続きを……」と腰を浮かせようとした、その時だった。
ーーコン、コン、コンッ!!
「お頭、ベックだ。いつまで寝てやがる、起きて早く街の医者にを診せろ」
部屋のドアが強目にノックされ、ベックマンの容赦のない声が響き渡った。
「チッ、ベックの野郎、本当にタイミングが悪いな……」
シャンクスは盛大にため息をつくと、不満げに頬を膨らませるの頭を撫でて宥め、渋々ベッドから這い出た。
二人の身体にべっとりと付いた白濁を手早くシャワーで洗い流し、身なりを綺麗に整えてから、まだ少し足元の覚つかないの腰を支えるようにして船を降り、賑やかな街へと向かう。
「まったく、お頭だけだと、道中でまた何をしでかすか分かったもんじゃねェからな」
そう言って、結局医者のところまで付き添って歩いてくれたベックマンは、目的の診療所の前まで来るとフッと煙草の煙を吐き出した。
「ほら、早く中に入ってしっかり診てもらえ。いつもより顔が赤いぞ」
ベックマンはそう言うと、顔を真っ赤にしてまだどこか物欲しそうな顔をしているの頭を、大きな手でポンポンと優しく撫でた。
「じゃあ俺は別の用事を済ませてくる。お頭、頼むから診療所の中で発情すんじゃねェぞ」
「分かってるっての! 誰がそんなところでやるかよ!」
シャンクスが抗議の声を上げるのを軽く聞き流し、ベックマンは二人を置いて街の雑踏へと消えていった。