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緋色の海に溶ける蜜情 【ONE PIECE 赤髪 R18】

第10章 花の誘惑


「どれどれ……。お前が一人で選ぶと、どうせ布地の多い、無難なやつばっかり買うんだろ? それじゃ俺のモチベーションに関わる」


「モチベーションって!?何のですか……っ!」


「機能性なんて二の次だ。こういうのはな、男をその気にさせるためにあるんだよ!」



そう言ってシャンクスが次々と手に取ったのは、透けるような極薄のレースや細い紐だけで繋がったショーツ、そして、どこからどう見ても「脱がせる前提」で作られたような、大人っぽくて最高にエロい下着の数々だった。



「お、これなんかお前の白い肌にめちゃくちゃ映えそうだな。これもいい、あぁ、この黒のレースも捨てがてェ……。よし、これも全部買いだ!」


「買いだ!っ、じゃないです! そんなの恥ずかしくて穿けません!!」



メルヘンな春島の片隅で、絶倫お頭の夜への欲望がついに大爆発を起こそうとしていた。



「シャンクスさん、本当にやめてください! そんな恥ずかしいの、絶対に穿きませんから!!」



真っ赤になって止めるだったが、シャンクスはニカッと豪快に笑い極薄レースの下着を何着も小脇に抱えたまままったく譲る気配がない。



「いいじゃねェか! 俺の金で買うんだから、俺の好きにさせてくれよ。お前さんに着せたい服を買うのは、男の特権だろ?」



「特権の使いどころが間違ってます! ……もう、勝手にしてください! 買っても絶対に穿きませんからねっ!」



ぷいっと顔を背けて頑なに反抗するものの、彼の購買意欲は止まらない。
シャンクスは「はいはい、今はそう言っとけ」と鼻歌交じりに聞き流している。



(本当にこの人は……っ!)



このままでは夜の引き出しがエッチな下着だけで埋め尽くされてしまう。
危機感を覚えたはシャンクスが店員と楽しげに話している隙に、自分で選んだ布地がしっかりあって落ち着くデザインの普段使い用の下着を数着、こっそり会計の山に紛れ込ませて一緒に買わせることに成功した。


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