緋色の海に溶ける蜜情 【ONE PIECE 赤髪 R18】
第10章 花の誘惑
「いいか、。航海中に可愛いお前の姿を見るってのは、俺にとって大きな楽しみの一つなんだぞ?」
「……っ!?」
真顔でとんでもない口説き文句を言う彼に、が顔を真っ赤にしていると、シャンクスはニカッと笑って、彼女が特に熱心に見ていた可憐なワンピースを3枚、サッと自分の腕に回収した。
「まぁ、お前がそこまで言うなら、お前が選んだこの3枚と……。あとは、これだな」
「え……?」
シャンクスが追加で引っ掴んだのは、胸元が大胆に開き、背中もレースで大きく露出するような、少しセクシーなデザインの服が3着。
「ちょ、シャンクスさん!? それ、どこで着るんですか……!」
「船長室に決まってるだろ。俺の前だけで着てくれりゃいいんだよ!」
悪びれもせずに宣うシャンクスはそれらを購入すると、そのまま向かいにある靴屋へとを連れていき、今買った服にぴったり合う可愛らしいパンプスだけでなく、「船の上じゃ足元が大事だからな」と、履きやすさと安全性を重視した頑丈な作りのサンダルやスニーカーをしっかりと買い足した。
そこまでは、本当に頼りになる、おねだりし甲斐のある素敵な恋人だった。
――しかし、事件はその向かいにある店で起きた。
「よし、次はあっちだな!」
「……え?……あ、そこは……っ! 待ってください、そこ下着屋さんですよ!」
シャンクスは周囲の目を気にする風でもなく、堂々とした足取りで女性用下着が華やかに並ぶファンシーな店内へと足を踏み入れた。
「シャンクスさん、私、一人で選びますから! 外で待っていてください!」
顔を湯気が出そうなほど赤くしてシャンクスの袖を引っ張るだったが、ビクともしなかった。
それどころか彼は彼女の制止を完全に無視して、熱心な目で棚を物色し始めた。