第2章 その御身、夜に化ける
膝を持って開かれた股に、玄の身体が捩じ込まれる。漆黒の衣を掻き分け、露わにした男根は、息を呑むほど立派にそそり立っている。
本当にあんなモノが……怖くなり、膝を閉じる。それでも玄の手によって、無理やり開かれた。
「我を怖がるな。悦い思いをさせると言ったであろう」
頬を撫でられ、入り口に熱いモノが触れる。無意識に息を止め、引き裂かれるような痛みに耐えた。ミシミシと音が鳴りそうなほど、隙間なく押し込められる。
「はっ、ぁ……くっ、ろぉ……いた、あ…壊れる……」
「っ……壊れん。梓は我を受け入れられる。
……はぁ……ほら、全て飲み込んだ」
僅かに汗を浮かべ、眉を寄せながら微笑する。そのあまりの妖艶さにクラクラする。神々しさを讃えながらも、玄狐であることを思い知らされた。人を騙す妖しさ……それでも玄は私の身体で、蕩けている。
「……梓…動いてよいか……?」
息を乱し、私のナカで震えている。「いいよ」と腰を掴む玄の手に触れると、指を絡めて握られた。満ち足りた笑みを浮かべ、玄をゆっくりと動き始めた。