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小夜の狐神〜天に届くまで〜

第2章 その御身、夜に化ける


「愛いな……その顔を我によく見せろ」

腕を掴まれて引かれる。玄の顔が見れず、顔を逸らしてぎゅっと目を瞑る。こんな恥ずかしいことを、大人たちはしてるんだろうか。

「……我の言葉が聞けぬのか」

そろりと視線だけを玄に向けると、少し眉間に皺を寄せ、軽く唇を尖らせている。玄って、こんなに表情豊かなんだ……確かに普通の人よりは僅かな違いかもしれないが、狐の時よりもわかりやすい。

視線が交わり、途端に柔らかくなる顔。玄は指を滑らせ、淫らな穴にゆっくり沈めていく。少し指を動かす度に水音が鳴り、蜜が溢れているのがわかる。

「ひゃ…!あ……そこ、や……」

「ココが善いのか?ナカで気をやってみよ。
……いじらしい梓よ」

私が反応したところばかりを執拗に攻め、嬉しそうに表情を崩した。髪を優しく撫でながら、私の内側を攻める指は容赦なく私を追い詰める。

少し抜けた指が質量を増して、もう一度ナカに入ってきた。肉壁を掻き分けるように押し進み、先程の善いところを軽く撫でる。

「痛くないか?」

コクコクと頷くと激しくなる指に、昇り詰めた熱が弾ける。玄の前で果てることに既に羞恥心は消え、荒く呼吸をし、熱を逃がした。
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