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SixTONES 短編集

第15章 好きになっていく*💙


車を走らせて俺の家に向かった。家着いて、さっき買ったものを適当に広げながら話を聞いた。
最初は優しかったのに少しずつ冷たくなって。「重いから無理」って。
話を聞けば聞くほどムカついたし、どんだけちゃんがそいつのことが好きだったかわかった。
たまに泣きそうになってんのに最後まで泣かなかった。強すぎだろ。

「聞いてくれてありがとう。だいぶすっきりした」
「うん、ならよかった」
「そろそろ帰らないと」
「……いいよ、帰んないで」
「ううん、迷惑になるし。
それにこれ以上いたら樹くんが優しくて泣いちゃう気がする」

なんで我慢してんだよ。泣けばいいだろ。
俺だったら、とっくに泣いて誰かに寄りかかってる。
ずっと一人で耐えてたの嫌でも伝わって気づいたら、もうはっきりしてた。
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