第15章 好きになっていく*💙
「……ちゃん?」
「えっ……樹くん?」
こんな時間に会うと思ってなかったのかびっくりしてる。
「何してんの?こんな時間に。女子一人でコンビニとか普通に危なくない?」
「どうしても甘いもの食べたくなって。つい来ちゃった」
「あー、わかる。そういう日あるよね。俺も今帰り。普通に腹減ってさ」
「遅くまでお疲れ様」
「ありがと」
少しだけ様子を見てから、自然なトーンで言う。
「てか家どっち?送るよ」
「えっ?仕事で疲れてるのに申し訳ないよ」
「いや全然。てかこの時間に一人で帰す方が無理。普通に心配なんだけど」
「……じゃあ甘えてもいい?」
「いいよ。行こ」