第7章 第2話
Sideトリト
病院からの帰り道。
パンドラ「よう!元気出せよ〜。」
相変わらず、パンドラは神出鬼没だなぁ。
この喋る宝箱は"パンドラ"。オレ達の故郷である、オレカワールドの管理者で、地球とオレカワールドの架け橋なんだって。
りおんが覚醒してからは、りおんやオレ達のサポートをしてくれている。
りおん「パンドラ。ボクは何時でも元気だよ。」
パンドラ「…さっきのやり取り見ちまったぜ。りおんは、瓜生ってやつとは関わりたく無いのか?」
りおん「…そう言う事じゃ無いよ。ただ…。」
パンドラ「ただ?」
りおん「娘の尻拭いをし過ぎじゃ無いかって…。それで、周囲が見えなくなってるんじゃ無いかって…。」
パンドラ「…なるほどなー。」
今更言うけど、オレ達はりおんと精神が少しだけリンクしているんだ。だから、りおんの思いとか少しだけ理解出来る。
マヨリ『ところで、パンドラは何用か?ただ、りおんを励ましに来ただけでは無さそうだが?』
パンドラ「おう!そうだった。実は、とあるモンスターがこの町に脱走してな。あっちの方角にいるみたいだ。」
りおん「そうなんだね。わかった。行こうか、みんな。」
トリト『だね!』
マヨリ『承知した。』
クルミ「もちもち!」
イブリス『りょーかい〜♪』
アルテミス『わかりました!』
りおんとオレ達には役目がある。
それは、りおんが住んでいるこの町やちいかわ達の世界に脱走した凶暴なモンスターの討伐。
そんなわけで、オレ達はそのモンスター達がいる場所へ向かう。