夢幻泡影②【呪術廻戦/伏黒 恵オチ】アンケート開催中
第15章 わずかに見えてきたスペランド
「なぁ、アイスも買わないか?」
「お、いいな!」
髙羽に誘われ、虎杖はハイテンションでアイスコーナーに向かった。
「もう、星也のお金ですよ。チョコミントあります?」
苦言を呈するかと思った華もかなり乗り気である。
「アイスじゃなくても、袋菓子なら賞味期限 大丈夫だよな?」
「お菓子ばっか買ってると、さすがに兄さまも怒ると思うけど」
そうだよな。アイスだけにしておくか。
お会計をしてもらい、通常 八割増のところを定価で買った虎杖たちはホテルの部屋へと戻る。
「そういや、さっきメシの話してたじゃん? パン派か米派か、なんなら麺派かって。詞織と伏黒は米派ってこと?」
「どちらかと言うとお米。兄さまと姉さまも」
「そう、それそれ。髙羽は?」
隣を歩く髙羽に問いかけると、「そうだなぁ」と首を捻った。
「パンか米かで考えるなら、米だろうな。虎杖はどうなんだ?」
「おかずによるなぁ……」
「人に聞いておいて、はっきりしない人ですね」
それは確かにその通りだが、パンと一緒に食べたいものと米と一緒に食べたいものが別なのだから仕方がないだろう。
「なぁ、その派閥ってさ、猫派か犬派かとかあるよな。どっち?」
「俺は犬だな!」
髙羽が即答する。
「私は猫ですね」
華もほぼ即答。