夢幻泡影②【呪術廻戦/伏黒 恵オチ】アンケート開催中
第15章 わずかに見えてきたスペランド
「こんな暗いこと考えても仕方ありません。さっさと選んで部屋に戻りましょう。星也が待っています」
だな、と華に頷き、虎杖も冷凍食品がズラリと並ぶ陳列棚を見渡した。
「うん、これだな。昼と夜の分も買っとくだろ。星也さんがくれた金なら、ニ〜三日分 買ってもお釣りくるけど」
「メグがいつ目を覚ますか分からない。買うにしても、夜まででいいはず」
あぁ、確かに。
「オッケー」
詞織にそう返し、虎杖は昼と夜の分を何にするか考える。この際、食事のバランスとかどうでもいい。食べたいものを選びたい。
「詞織はご飯ものですか」
「パンよりは、ご飯の方が好き。メグも……ご飯の方がいいはず」
詞織が自分の選んだものと同じものをもう一つ選ぶ。
「私はお米よりパスタが好きです。さすがに朝からは入りませんが……お昼はパスタをいただきましょう。あ、星也のもいりますね。星也はパン派ですか? それとも お米派? 麺派?」
「……兄さまはお米派」
「さ、行きますよ」
なぜか華が、自分が持っていたお昼用のパスタを戻し、ご飯ものに変えた。
「あれ? 来栖、今 パスタ持ってなかった?」
「たった今 お米派になったので、お昼もお米をいただきます」
虎杖の問いに、華は大真面目に返してくる。
まぁ……色々あるんだろう。