夢幻泡影②【呪術廻戦/伏黒 恵オチ】アンケート開催中
第15章 わずかに見えてきたスペランド
「おはよー!」
「おはよう、来栖君」
「おはようございます」
揃って挨拶をするも、詞織の姿が見えない。
「詞織は?」
「今 着替えてますよ。この後、伏黒くんの様子を見にあなたたちの部屋へ行くと言っていました。私も星也に会いたいですし、一緒に行こうかと」
まぁ、詞織ならそう言うよな。華も星也に会いたいからとついて行くと言うのも納得だ。
「俺たち、今から朝メシ買いに隣のスーパーに行くんだけど、一緒にどう?」
虎杖が尋ねると、華は顎に指を当て、「んー」と悩み出した。
「星也は?」
「星也君なら、伏黒少年を一人にできないと部屋に残ってる」
「そうですか」
髙羽の回答に、華があからさまに ガッカリする。
「まぁ、室内にいてばかりでは気が滅入りますし、私も行きます。詞織にも声を掛けてくるので待っていてください」
一旦 華がドアを閉めた。それから間もなくして再びドアが開かれる。
「おはよー、詞織」
「おはよう、詞織君」
「……おはよ」
目をしばしばさせながら、詞織が出てきた。