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夢幻泡影②【呪術廻戦(死滅回游〜)/伏黒 恵オチ】

第8章 覚悟が回すスターホイール【熱~東京第一結界】


「宿儺も羂索と契約して呪物に成った術師の一人だったんじゃねぇかな」

「【死滅回游】への参加が契約に含まれてるのか……?」

 虎杖の推測に伏黒が顎に手を当てて考え込む。可能性としてはかなり濃厚なはずだ。

「でも、やっぱりおかしい。【宿儺の指】は、ユージが自分の意思で取り込んだ。羂索に配られた呪物じゃない。わたしとメグも、それを目撃した」

 虎杖がすでに【死滅回游】に参加しているこの現状に、宿儺が関わっているのは間違いないだろう。けれど、それだけでは辻褄が合わないのも事実だ。

「……後にしよう」

 腑に落ちないことだらけで妙な気味の悪さを感じつつも、伏黒が無理やり話を切り上げた。

 確かに、ここで考えていても答えは見つからない。それより、話を先に進めなければ。

「虎杖。さっそくコガネに泳者の情報を出させてくれ」

 伏黒の指示に虎杖は頷き、「コガネ、できる?」と頼んでみる。

『あいよ』

 コガネの身体がにょん と縦に伸び、ディスプレイが表示された。そこには間違いなく、虎杖の名前もある。伏黒は画面をスクロールしていき、不意にピタリと止めた。

「コイツだ」


《鹿紫雲 一》
 得点:100 変更:01回
 滞留結界:東京第2


【死滅回游】のルールは全部で八つ。今が初めての追加だから、変更数に1回がついている鹿紫雲 一が行ったもので間違いない。
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