第1章 不器用な情熱【獄寺夢】
内側を突き上げる、力強くて、ひたむきな熱。
「あ、ぁ……っ! 隼人くん、すご……っ、あ……っ!」
「はぁ、はぁ……っ、……っ。
お前……俺のこと、ちゃんと見てろ……っ。俺のものだって、刻ませてくれ」
彼は何度もあたしの唇を奪い、名前を呼び続けながら、激しく腰を突き上げた。
普段の理知的な彼からは想像もできないほど、むせ返るような男の匂いと情熱。
「あ、ぁ……っ! だいすき、隼人くん……っ!」
「俺もだ……! 命がけで、お前を守る……。……だから、一生俺の隣にいろ!」
爆発するような快楽の波が何度も押し寄せ、あたしたちは汗ばんだ肌を密着させ、互いの鼓動を分かち合った。
それは、嵐のように激しく、けれど陽だまりのように温かい、初めての「契り」だった。
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