【地獄楽】✼••極楽へ至らぬ者たち••✼【R指定】
第7章 ✼••┈••✼外来の番✼••┈••✼
牡丹は孤蘭の言葉に少しだけ笑みを見せると、彼女の唇に口付けをした。
軽い口付けから孤蘭の唇を割って舌を絡める。
長いその口付けに、孤蘭は牡丹の裾を強く掴んだ。
「はっ…はぁ…牡丹…。」
顔を真っ赤に染めて、孤蘭は牡丹の名前を呼んだ。
一瞬離れた唇は、孤蘭のその表情を見た牡丹によってまた重なった。
ちゅっちゅっと二人の口付けの音が部屋に響いて、いよいよ牡丹が孤蘭の服に手を差しかけた時。
「孤蘭、次は導引ですよ。」
蘭が部屋に入ってきて、二人の重なっている姿に少し目を細めた。
「あ…蘭…。」
孤蘭は蘭が入ってきて、少しだけ牡丹から体を離した。
牡丹も仕方なく孤蘭から離れると、蘭はゆっくりと二人の近くまで歩いてきた。
牡丹との口付けで、濡れている孤蘭の唇を見ると、蘭はその唇に触れ親指でなぞった。
「…こんなに濡れてしまって…。鍛錬に集中出来るんですか?」
蘭の目線から強い情欲の色が見えると、孤蘭は顔を赤らめたまま、蘭の手に擦り寄るように目を瞑った。