【地獄楽】✼••極楽へ至らぬ者たち••✼【R指定】
第7章 ✼••┈••✼外来の番✼••┈••✼
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孤蘭は牡丹(ムーダン)の宮で周天の鍛錬をしていた。
周天とは経絡(つぼ)に氣(タオ)を巡らせる内丹法の一つだ。
牡丹が専門で研究していることである。
孤蘭の体は外丹花(ワイタンファ)から丹を吸収し、周天でその体を維持している。
数ある鍛錬の中でも、一番時間をかけている修行だ。
「やっぱり、菊花(ジェファ)との房中術のあとは、氣の巡りがいいね。」
牡丹は横になっている孤蘭のお腹に触れながら言った。
少しでも…。
一分一秒でもこの命が続くように。
そんな願いを込めて孤蘭の体に触れる。
孤蘭は目を伏せて、自分が孤蘭に触れている場所を見ている牡丹に違和感を覚えた。
ーー最近みんなこんな顔をしている。
何かを願うような、諦めているような。
とても切ない顔をたまに見せる時ができた。
「……なにかあったの?牡丹。」
孤蘭はやはり気になって、牡丹を見上げながら聞いた。