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【地獄楽】✼••極楽へ至らぬ者たち••✼【R指定】

第18章 ✼••┈••✼薄紅色の蓮の花✼••┈••✼


『孤蘭は必要なくなった』

それは蓮にとっての事実だった。





不老不死の元となる仙薬はでき。あとは辟餌服生の斎(へきじふくしょうのさい)を行い、あとは盤古(ばんこ)を使いより良いタオを集めるだけだ。





それだで全てが終わり。全てが完成する。





1,000年かけた蓮の全てが完成するのだ。





それが喜ばしくて、孤蘭にそのままを伝えてしまった。





蓮の願いが叶えば、孤蘭は必要なくなるのだ。





彼女は蓮にとって。

この長い時間の間、自身の心を慰めるだけの存在だったから。





それが全て終わるのだ。





蓮は腕の中で涙を流す孤蘭を見た。

その孤蘭の涙に、顔を歪めて、唇を結んだ。





「…… 孤蘭…。……君が望むなら花のタオと孤蘭のタオを融合させよう…。どの位時間が掛かるか分からないが、牡丹(ムーダン)と一緒に絶対に発芽させると誓うよ。」





「……だって蓮…。子供を産まなきゃ意味ないって…。」

「…『子を産む必要が無くなった』だけだ。…… 孤蘭、君が私に必要無くなった訳じゃない。」
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