第6章 漆
は耐えきれず、腰を小さく揺らし始めた。自分から浅く出し入れを繰り返し、直哉のものを求めようとする。
「んっ……はぁ……っ、直哉様……も…動いて……っ」
「まだや。我慢せぇ」
直哉は低く命令するように囁き、の腰を押さえつけて、緩い動きだけを許す。奥だけをグリグリ押し込むように。
の息が荒くなり、涙が止まらない。快感が溜まりすぎて、すぐに果てそうになる。
「ぁ……っ、もう……いく……っ、直哉さま……っ、いっちゃう……!」
身体がびくびくと痙攣し、内壁が直哉のものを強く締め付ける。絶頂の寸前で、直哉は腰を引いて動きを止めた。
「まだや」
の嗚咽が漏れる。涙が頬を伝い、畳に落ちる。
「お願い……っイかせて……っ、もう我慢できない……っ」
直哉はの涙を親指で拭い、再びゆっくりと腰を沈める。深く、しかし容赦なく奥まで。
の声が高くなり、またすぐに果てそうになる。
「ぁあっ……! だめ、そこ……っ、いく……っ!」
直哉はまた動きを止める。の身体が震え、内壁がひくひくと痙攣する。絶頂を何度も寸止めされ、涙が溢れ続ける。
「直哉様……っ、意地悪……っ、もう……壊れちゃう……っ」
「ええよ、壊れぇ」
直哉は低く笑い、ようやく本格的に腰を動かし始めた。
深く、強く、容赦なく。奥を突き上げるたび、の身体が跳ね、甘い悲鳴が部屋に響く。
湿った音が連続し、汗と蜜が飛び散る。
は何度も果てそうになりながら、直哉の動きに合わせて腰を振る。涙が止まらず、視線は直哉に釘付け。
「直哉様……っ、あぁ…っ、気持ちぃ…っ!」
直哉はの背中を抱き寄せ、強く抱きしめながら腰を振り続ける。
「えぇ顔やな…俺のでグシャグシャんなって」
掠れた声で囁き、動きをさらに激しくする。
の身体が何度もびくびくと痙攣し、涙が頬を濡らす。イキすぎて感覚が麻痺しそうになりながらも、直哉のものを離さない。
直哉は何度もを頂点に導きながら、
夜が明けるまで、二人は繋がり続けた。
汗と涙と蜜にまみれ、互いの熱を貪るように。
月明かりの下で、は直哉の腕の中で小さく震えながら、何度も、何度も、甘く泣き続けた。