第6章 漆
直哉は、の震える身体を腕の中に抱き寄せたまま、彼女の唇を優しく、しかし深く奪った。
「…まだ、泣いてるんか」
直哉は唇をわずかに離し、掠れた声で囁く。額をくっつけ、彼女の瞳をじっと見つめたまま。
は小さく首を振るが、涙は止まらない。快感の余韻と、溢れそうな感情で、瞳が潤んでいる。
直哉の右手が、再び彼女の秘部に滑り込む。中指と薬指を揃えて、ぬるりと入り口をなぞり――ゆっくり、根元まで沈めた。
熱く、びしょ濡れの内壁が指をきゅうっと締め付ける。さっきの潮でさらに敏感になったGスポットが、指先にぷっくりと当たった。
直哉は唇を重ねたまま、指を曲げてGスポットを押し上げるように圧をかける。ゆっくり円を描き、こすり上げる。
「ん……っ、ふぁ……」
の声が、直哉の口内に漏れる。キスで塞がれ、くぐもった喘ぎが響く。
直哉は指を三本に増やし、Gスポットを重点的に掻き回し始めた。奥から手前に向かって、ざらついた部分を何度も何度も擦り上げる。指を曲げたまま、叩くように、引っ張り出すように。
ぐちゅぐちゅ、ぴちゃぴちゃと、水音がキスの合間に響く。
唇を離さず、舌を絡めながら、直哉は指での弱いところを強く押し潰し、こすり上げ、激しく掻き回す。
の腰が跳ね上がり、背中が弓なりに反る。キスで息が詰まり、涙がぽろぽろと零れ落ちる。
「んあっ……! 直哉さま…っ、また……っ」
言葉にならない声が、直哉の唇に吸い込まれる。
の身体はびくびくと痙攣し、内壁が指を強く締め付ける。蜜がどろどろと溢れ、水音を激しくした
「ぁあっ……! 出る……っ、また、出ちゃう……っ!」
直哉は唇を離し、の耳元で低く囁く。
「イケ、」
再び唇を重ね、舌を深く絡めながら、指を激しく動かし続ける。
次の瞬間、熱い潮が勢いよく噴き出した。
ぴゅっ、ぴゅぅっと、直哉の腕を伝い、畳に飛び散る。の身体が何度もびくびくと震え、キスの中で嗚咽が漏れる。
直哉は指を抜かず、余韻を絞り出すようにGスポットを優しく擦り続ける。潮が止まらない。連続して、ぴちゃぴちゃと小さな噴出が続く。
快感が強すぎて、怖いくらいに。イキすぎて、感覚が麻痺してしまいそうだ