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(R18) 爆豪勝己と轟焦凍とXXXのある生活

第5章 不倫捜査の同行ヒーローが恋人だった件 爆豪/轟/???


ターゲットの後を追って着いたのは、裏通りにあるラブホテル。色褪せた外壁にところどころ切れかけたネオン。〝休憩〟だの〝宿泊〟だのを主張する看板がぼんやり光っている。外観だけ無駄に洋風で、入口にはひびの入った白い女神像まで置かれていた。ターゲットが入室して、少し後、案内された部屋番号を確認しながら、私たちも隣の部屋に入ることができた。

部屋の中心には大きなベッド。どこかタバコの匂いも残っていて、間接照明ばかりの薄暗い部屋は、外の世界から切り離されたみたいだった。

先生とは恋人だけど、こんなところにくるのは初めてだし、少しだけ気まずさを感じながらも、私はすぐ壁際へ向かった。持参した記録と報告用のサポートアイテムを装着する。

「じゃあ、始めます。音声と映像、両方押さえられれば完了です」
「所要は?」
「順調なら五分ほどです」
「向こうも俺たちには気づいていなかったようだが、気をつけろ」
「はい」
「もし異変を感じたら俺の手を握れ。現実に引き戻す」
「……はい」

そういえば雄英時代も先生に助けられたことがあった。二年生の終わり、一度だけ個性訓練で意識が戻らなくなったことがある。境界へ深く沈みすぎて、床なのか壁なのか、自分の身体なのかも分からなくなった。あのまま意識が薄れていたら、きっと私はどこにも戻れなくなるところだった。

あの時、無理やり現実へ引き戻してくれたのも先生だった。空間を彷徨っている中の恐怖は今でもトラウマだ。でも、先生への淡い気持ちが一気に色濃くなったのもあの出来事だった。

「今日、先生がいてくれてよかった」

先生はすぐには答えなかった。ただ、静かに目を細め、それから短く言う。

「大丈夫だ。俺がいる…」

すぐに近くに感じる距離。息を整えてから、壁に触れて意識を集中させた。

冷たい感触。その向こう側へ意識を沈めるように、ゆっくりと集中する。境界が曖昧になって溶けるように、繋がっていく。見える景色、聞こえてくる声、そして感情の波。それが自分の内側に入ってくる。映像が鮮明になったところで録音の機器を操作し記録していく。
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