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(R18) 爆豪勝己と轟焦凍とXXXのある生活

第5章 不倫捜査の同行ヒーローが恋人だった件 爆豪/轟/???


すっかり平熱に戻ったものの、体にはまだ腰の痛みと気だるさが残っていた。けど先生の腕の中は、その気だるさごと包み込んでくれるように温かくて、私はすっかり安心しきっていた。

「あ…、先生の腕、赤くなってる」
「どこだ?」
「ここ…」

そう言いながら二の腕に触れた。よく見ればうっすらと爪で引っかいたような痕もある。

「さっき、私がきつく握っちゃったからかな」

〝ごめんなさい〟と呟くと気にするなと言わんばかりに、頭をくしゃっと撫でる。

「もう体は大丈夫そうだな…」
「うん」
「よかった…」
「色々と、ごめんなさい」
「いや、凪のせいじゃない。ただ、この仕事は相手がどうであれ、今後は許可できないな。……今回の件、事務所の所長には俺からも報告をしておく」
「そう、ですよね」
「とは言え、この手の依頼がなくならないのも事実だ」
「……でも、私は請け負わない方がいいんだよね?」
「俺の同行が絶対条件だ」
「そんなことできるの?」
「今回は凪の事務所からの要請だ。リスクを下げるためならむしろ必要だろ?」
「それはそうですけど…」
「仕事とはいえ、恋人を危険な目には遭わせたくないからな」

先生からの申し出はもちろん嬉しかった。だけど、また今回のようなことがあったら…。すっかり冷めてしまった熱が再燃してしまいそうで、それが少しだけ怖くもある。

「次はちゃんと飲まれないようにします」
「そうだな。まだまだ訓練が必要だな」
「はい……」
「帰ったら、今回の反省点と改善策をまとめとくように」
「え!?」
「この仕事を続けたいなら、それも条件だ」

やっぱり先生は先生だ。家に帰った後のことを思うと気が重い。先生に気づかれないように、短くため息をつきながら腕の中に潜り込む。

今は気だるさを理由に甘えたい。

今くらいは、恋人の特権ってことにして。


fin.
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