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(R18) 爆豪勝己と轟焦凍とXXXのある生活

第5章 不倫捜査の同行ヒーローが恋人だった件 爆豪/轟/???



◎ 爆豪勝己


待ち合わせ場所は繁華街の外れにあるホテル街だった。行き交う人はほとんどがカップルで、怪しい客引きも多い。仕事柄何度も来ることはあったけど、まだヒーローと合流できていないのもあって、少しだけ不安も付きまとう。

まだかな…とふと周りを見渡したそのときだった。

「オイ…」

ふいに聞こえてきた声は聞き慣れた声だった。

でも、こんな場所にいるはずはないし、ナンパかもしれないし、それならそれで面倒だしと、聞こえないふりをしてスマホを開いた。

「…無視してンじゃねぇ」

肩を掴まれ反射的に視線をあげると、想定外の人物に思考が一瞬止まった。

「……なん、で」

逆立った金髪。苛立った空気。今にも舌打ちしそうな表情の私服姿の恋人がそこにはいた。

「テメェ、今からどこに行こうとしてたんだ…。あァ?」

顔を上げた先にあったのは、完全に不機嫌な目だった。低い声とその視線に体は動かなくなる。

例え女性のヒーローと一緒だろうと、不倫調査でホテル街に行くなんて言ったら勝己は怒るだろうから、今日だって人探しの仕事だと誤魔化していた。まさかこんな場所で出会すなんて思ってもなかった…。

「えっと…、どこに、って言われても…。仕事だし」

こんな場所でも人探しと言い張れば、誤魔化すことができるだろうか…。自分でも苦しい言い訳だって分かっているけど、

「……今日は仕事、なんだな?」

追い詰めるような低い声に背筋が凍る。

「仕事、です…」
「何のだ?」
「……人探」
「違ぇよな?」

言葉を言い切る前に被せてくる。下手な言い訳は命取りかもしれない。

「ンなとこで…、人探しか?」

距離も詰められて、じわじわと圧をかけてくる。掴まれた肩は勝己の掌の熱で熱い。

「仕事っていうのは本当なの。……でも、人探しじゃない」

言い訳を考えようとしても何も浮かばなかった。もう無理だ…、腹をくくるしかない…。そう諦めた瞬間、肩に触れていた熱がすっと引いていく。
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