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彼女は七海に幸せになってほしい 【呪術廻戦 七海 R18】

第7章 番外編 七海は彼女との時間を邪魔されたくない


「いやぁ、朝から最高に面白いものを見せてもらったよ。お礼に、サクッと終わらせてあげようか」


五条悟の宣言通り、任務は文字通り「瞬殺」だった。
特級案件ですら、上機嫌な最強の呪術師の前では、ただの露払いに過ぎない。
時計の針は、まだホワイトデーの夜を告げるには早すぎる時間を指していた。


「よし、これならホワイトデー、余裕で間に合うね♡」

「えっ、五条さん、今から帰るんですか……?」


困惑するの腕を掴み、五条は不敵に微笑んだ。


「帰らないよ。……もっと、いいところへ連れて行ってあげる」


瞬間、視界が歪んだ。
無限の間を飛び越え連れて行かれた先は、都内最高級ホテルの最上階スイートだった。
パノラマに広がる夜景が、場違いなほどに美しい。


「な、なんでここに……っ!?」

「僕からのお返しだよ。ほら、ナナミンが『縛り上げる』って言ってたでしょ? 準備の手間を省いてあげたからさ」


五条は手際よく調達したリボンで抗うを「プレゼント」のように鮮やかに縛り上げた。
ベッドの中央に転がされた彼女は、羞恥と恐怖で顔を真っ赤に染めている。


「や、やめて! 五条さん、これじゃ本当に……っ!」

「いいのいいの。ほら、記念撮影♡」


五条はスマホを取り出すと、情欲を煽るような姿で横たわる彼女をパシャリと収めた。
そしてそのまま、七海へとメッセージを飛ばす。


『プレゼント、用意しておいたよ。場所はここ。……ナナミンの宣言通り、たっぷり白く染めてあげなよ。ホワイトデーだけにね♡』


場所のログと縛られた彼女の写真を送りつけると、五条は満足げに手を振った。



「じゃ、あとは二人で仲良くやりなよ。……腰、大事にね♡」



嵐のように去っていった五条を見送り、は静まり返った部屋で、絶望的な沈黙に包まれた。





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